真剣なコラム3 サポーターのレベル論
定義するための前置き)
どんなサポーターが、良いサポーターかは誰の視点で考えるかによって異なる。
クラブから見ると当然、お金を使ってくれるサポーターや、応援で雰囲気を作るウルトラス、試合運営のボランティアなどは良いサポーターになる。また、人望があり周りの人間をサポーターに誘う、巻き込む人もとても良いサポーターである。
共通しているのは、「クラブが好きなサポーター」である事。
サポーターのレベルはクラブに対する愛の深さではないか。クラブがどんな時でもサポーターを続けることができるサポーターこそ良いサポーター、、、レベルの高いサポーターである。
反町監督は松本山雅の後援会会員との懇親会で「ここにいる皆さんは、松本山雅FCを、その選手達を自分の子供のように見ていただけていると思います。是非、末永くそのように見守り続けて下さい。私がビシビシ子供達を鍛えますから(会場、笑い)」とお話ししていました。
これは、「選手、松本山雅FCを自分の子供のように応援できるレベルの高いサポーターです。皆さんは」
と言って頂いたものだと思います。
結論定義)
サポーターのレベルはその愛の深さで決まる。そのチームを自分の子供のように「努力する姿」を見て感動できるかどうか。
努力して成長が見えた時に、感涙出来るか。
例)
このシーンを見て、泣ける方、泣いた方は山雅サポーターのレベルが高いです。ロスタイムの同点ゴールだからではないです。
理由)
飯田選手は、利き足ではない方の足で子供のころから練習してこなかったので足元の技術レベルが低いと監督から、からかわれてました。利き足は右足。
それを指摘されてから、飯田選手なりに必死に練習したのだと思います。
そして、このゴール、、、なんと左足でゴールしています。練習して、ついに成果が出た、成果が見えた瞬間なんです。子供と思えるなら、レベルの高いサポーターなら、泣いて当然です。
皆さん、泣けますね。